キャリアコンサルタント試験の制度と資格取得までの流れについてまとめます。
試験制度の概要
キャリアコンサルタントとは、労働者や求職者、学生などに対し、職業選択や職業生活設計、職業能力の開発・向上に関する相談・助言を行う専門家です。2016年4月より、職業能力開発促進法に基づく国家資格として位置付けられています。
資格取得までの流れ
- 受験資格の取得
- 厚生労働大臣が認定する養成講習(150時間以上)を修了する。
- または、3年以上の実務経験を有する。
- 国家試験の受験
- 学科試験:職業能力開発促進法やキャリアコンサルティング理論などに関する筆記試験。
- 実技試験:論述試験と面接試験(ロールプレイ・口頭試問)で構成。
- 資格登録
- 試験合格後、キャリアコンサルタント名簿に登録することで資格が付与されます。
これらのステップを踏むことで、キャリアコンサルタントとしての資格を取得することができます。